WORKS(Mix CD)
CLASSICS
KBTPRO01
FORMAT: MIXCD
Design: Koshima Takashi Design Studio
CLASSICS 2
KBTPRO02
FORMAT: MIXCD
Design: Koshima Takashi Design Studio
CLASSICS 3
KBTPRO03
FORMAT: MIXCD
Design: Koshima Takashi Design Studio
CLASSICS 4
KBTPRO04
FORMAT: MIXCD
Design: Keita Ishiguro
NEO CLASSICS 3
NFCD-27203
FORMAT: MIXCD
レーベル:tearbridge records
Design: Skatething
ミックスシーディー
NFCD-27219
FORMAT: MIXCD
レーベル:tearbridge records
STRICTLY ROCKERS Re: Chapter.25
~REGGAE RAP ATTACK(From 80's to Early90's)~
DIGGING, CUTTING & MIXING by KUBOTA,TAKESHI
EL QUANGO / EQPB-023
「0.1秒タイミングが違うだけで全体の流れが変わってしまう」
遂に、遂に出来上がってしまった…!この男が登場してしまっては、「つ、つ、遂に~」なんて言葉は今後使えなくなってしまう。クボタタケシ。これほどまでに待たれた男がいただろうか?
熱狂的なフォロワーを多数生みつつ、伝説化されず常に影響力を持ち続けるDJ of DJ、クボタタケシのNEW MIX CDが、なんと「STRICTLY ROCKERS」から登場!
プロフィールに「『CLASSICS 5』も間もなくリリース」と書かれてから一体何年経つのでしょう? メジャーからのオフィシャルMIXとノベルティ用MIXを除けば、2001年2月リリースのMIX TAPE 「CLASSICS 4」以来、実に丸8年ぶり!
オフィシャル以外の、MIX TAPE時代の「CLASSICS」シリーズの流れを引き継ぐ新作を待っていた人は多いでしょう。「広く深い完璧なオールジャンルMIX」というオリジナルなスタイルを作り上げたクボタタケシですが、今回はこのシリーズだから当然レゲエ縛り、そして「REGGAE RAPATTACK~From 80's to Early 90's~」というサブタイトルの通り、80年代から90年代初頭までのラガマフィン・ヒップホップ、ヒップホップ・レゲエに特化した内容。
しかし!あえて狭い縛りを設けながら、ここにあるのは紛れもなくクボタタケシにしか作れない、クボタ印が深く刻まれた世界にひとつだけの作品なのは言わずもがな。もちろんオールVINYL、一発録り!コピー、フォロワー不可能なDJ MIX。「0.1秒タイミングが違うだけで全体の流れが変わってしまう」というこだわりの発言にも重みあり。これぞセンス、そしてプロフェッショナルなDJ。
一瞬のタイミングとスリルに賭ける男、それをサラリと完璧に成し遂げる男。実はこんな人もレゲエをやっていたの!?と驚く隠れラガマフィン・ヒップホップ、マッド・プロフェッサーが80年代初期にすでに手掛けていたディスコ・ラップ withダブ、誰もが見過ごしてる国産KILLERトラック、ワッキーズ唯一のヒップホップ・レゲエなどなどディープでセンス良すぎのセレクション(DIGGING)1分強で潔く、そして絶妙のタイミングでカットインしていくクイックMIX多数、変則スクラッチ、バックスピン、数十秒だけのアカペラ被せ、などなど、クボタタケシにしかできないオリジナルなCUTTINGでも繋ぐところはちゃんと繋ぐ、そしてBPMだけに縛られず、ストーリーを作っていくMIXINGクボタMIXのすべてにつく「DIGGING, CUTTING & MIXING by」の表記が全てを物語っています。
各レコードの持つ、音質、音圧の差も1枚のMIX CDという物語において、グルーヴ、流れを作る「要素」として存在しているとさえ思わせる、アナログ・レコードの音質、そして今回盤面デザインも特殊仕様となっていますが、「クボタさんだから特別扱い」なのではなく、本人のモノに対する愛着とこだわりから生まれたリクエストによるものだったんです。
ダウンロードで容易に音楽が手に入れられる時代、「パッケージされた音楽はもう…」なんて声もやかましいご時世、でもここまでやれば文句は言えまい。クボタタケシのコア・サイドが思う存分封入されてる上に、ここまでのドープ・シットで27曲構成されているというのに、正しい意味でキャッチー(=人の心を掴む)で、何度聴いても聴き飽きない、というのは天才的としか言いようがない。
山、動きました。時代が動きます。ぜひ、手に入れてください。
~EL QUANGO Headquartersによるプレスシートより転載~
NEO CLASSICS 2
NFCD-27111
FORMAT: MIXCD
2008.9.24
国籍も世代も超えた真の「オールジャンル・ミックス」がここに!!
90年代、たった2作の公式作品を残すのみで活動を休止した伝説のヒップホップ・グループ「キミドリ」のメンバーとしても知られる、クボタタケシのMIX CD『NEO CLASSICS』5年ぶり、待望の第2弾が遂に完成!!
1998年にスタートしたミックステープ「CLASSICS(1~4)」シリーズはオールジャンルミックスの新しい扉を開き、東京から全国のクラブまで熱狂的なフォロワーを生み出した。また、オークションサイトでも「クボタタケシ classics」をキーワードに、彼がプレイしたレコードが時には30,000円を超える価格で入札されるなど、今なお、年月を追うごとに絶大な影響力を持つDJとして君臨中。
本作には最近のクボタのプレイを凝縮したような、全体的にルーディなラテンもの……ルンバ、マンボ、カリプソ、スカ、ダンスホール、チャチャ、クンビア、ネオ・スカ、スウィング・ジャズ、サルサなどを中心に、全24曲が収録されている。
WORKS(クボタタケシ ワークス)
1994
OH,CAROL!/GENERAL SAINT
[1994.5 CUTTING EDGE CTCR-13002] CD
DJのパートになると鬼のようにマッチしているのは確かだが、「間違ってんじゃねえかぁ!?」ってくらいドラムパターンが凄い。その相乗効果 からか何気ないピアノのループも狂って聴こえてくる。笑える作風をすでに身につけていたクボタタケシの最初のリミックス。それが、レゲエというのも今考えると興味深い。
MIDNIGHT PARADE/LOVE TAMBOURINES
[1994.10 CRUE-L KYTHMAK009DRX] CD+アナログ+プロモ
70'sアクション映画風なDMR社長、ユー・ザ・ロックなDJ ベン、シスター・スレッジな瀧見憲司、さて、クボタが用意したのは?な、ラブタン "MIDNIGHT PARADE" リミックス集。<70'sアクション映画風><ユー・ザ・ロック><シスター・スレッジ>、で、クボタが<ヌンチャク>。リミックス2作目にしてこの特異さ。
THE WORST UNIVERSAL JET SET/EL-MALO
[1994.11 TOY'S FACTORY TFCC-88314] CD+アナログ
最近7年ぶりとなる新作をリリースした會田茂一と柚木隆一郎によるエル・マロ。94年のアルバムに収録している "朝と君" の歌詞をクボタが担当。表のテーマは<お持ち帰り>のWミーニング。肝心の内容は、<お持ち帰り大歓迎な女子が増殖するんじゃねえか>って勘違いしそうになるほど、優しい歌詞を書いている。
1995
ホームシック/ECD
[1995.3 CUTTING EDGE CTCR-14002] CD+アナログ
"いっそ感電死" "AM I SEXY" をプロデュース。"F--K TOMORROW" にはキミドリとしてラップで参加。"いっそ感電死" では、味なスクラッチはもとより、エリック・Bの "MY MELODY" から始まるヒップホップメドレー的口笛を気ままに鳴らしてたと思ったら、ふらりとコーラスにまで入ってくる。その絶妙なタイミングを堪能して欲しい。
グランプリ/東京スカパラダイスオーケストラ
[1995.6 エピックソニー ESCB-1591] CD(アナログはプロモのみ)
竹中直人が<Skung-fu Man>という架空のカンフーマスターを演じる "Skung-fu Man'95" をプロデュース。ほとんど出ずっぱりで八面 六臂の活躍を見せるクボタはもちろん、イシグロやファンキー・エイリアンもイン・ザ・ハウス。ビズ・マーキーの "Just A Friend" を意識したというサビのメロディも良い。
サマージャム'95(クボタタケシ・リミックス)
[1995.7 東芝EMI TODT-3519] CD(アナログはプロモのみ)
スチャダラパーのお馴染みサマークラシックスのリミックス。<スムース・ダブ>バージョンとも名付けたくなるトラックが秀逸で、上ネタも渋く決めている。オリジナルも最高だけど、このリミックスが好きな人も多いのでは? ミドル情緒を感じさせるイントロダクションにも、ついついニヤけちまう。
ボンスクピクニック/脱線3
[1995.8 エピックソニー ESDB-3604] CDシングル(アナログはプロモのみ)
キミドリの "カネデカワレタカゴノトリ" からサンプリングした「頭の中は今ごろ真っ白」をプレミアよろしくなスクラッチで執拗に繰返したり、脱力ヴォイスなコーラスを封入したり、 色々と説明する言葉はあるかもしれない。でも、普通に格好良いヒップホップと勧められる曲、という所に落ち着いてしまう。
シャカタック/シャカゾンビ
[1995.9 NATURAL NATURAL-203] CD+アナログ
オオスミの絶叫も含めて、ここまで<名門アパッチ>をいじったプロデューサーもいないはず。セッド・ジーが泣きながら悔しがる姿が目に浮かぶ。そんな大物プロデューサーに追い討ちをかけるような "クボタ's Groove" も最高。この鳴りは一体何なんだ?っつうことで、95年は第1次クボタ黄金時代と勝手に名付けたい。
夢のWEEKEND/YUKI from O.P.D.
[1995.10 エピックソニー ESDB-1703] CDシングル
大阪パフォーマンスドール、もしくは "SO・YA・NA" で有名なYUKIのシングル。作曲は藤原ヒロシ、クボタは詩と編曲を担当している。YUKIのなんとも言えない声とミスマッチな「アナーキー」などの言葉が、聴いてるこちらのサディスティックな気分を盛り上げてくれる。火曜日のラインは展開共になかなかドラマチック。
キス/リカ
[1995.11 CUTTING EDGE CTDR-24003] CDシングル/7インチアナログ
<ヒップホップ歌謡>などと呼ばれはしたが、"キス" はついつい電話したくなる名曲だし、ジャックスのカバー"この道" はインストも含めブレイクビーツの何たるかを教えてはくれないかもしれないが、名曲なのは間違いない。この頃発行された雑誌『ブルータス』の歌謡曲特集の号と共に手元に置いておきたいところ。
CINNAMON/高橋よしこ
[1995.11 エピックソニー ESCB-1703] CD
現在SILVAとしてお茶の間でも活躍中の高橋よしこ。彼女の "CINNAMON" をリミックス。メロー・クボタの面目躍如と言いたいところだが、やっぱり注目すべきはベースとドラム。特に<マ-チング・ダブ>なドラム展開はクボタならでは。ソフトに探りつつ、反応をうかがう。そして、ハードに鷲掴みしながら行進する。
1996
黄昏モード/GAS BOYS
[1996.3 ポニーキャニオン PCCA-00850] CD+アナログ
エレピのループが印象的な切なミックス。一聴するとストレートなメロー・チューンな気もするが、特徴的な音圧のバランスや終わりのビートの組み方など、じわじわと込み上げてくるクボタ流甘酸な感覚を節々から受け取ることができる。メロ、ビート、ミックスとクボタ三拍子が揃ったからこそ成り立つトラック。
champ/高橋よしこ
[1996.4 エピックソニー ESCB-1703] CD
"恋なんていろいろ" をリミックス。ボトルを抱えながらバーボンを飲んでいた高橋よしこが「このままだとダミ声になっちゃう・」って危機感から歌い上げたところに、トム・ウェイツから助け舟。アネキ声とマッチしたトラック。酒に溺レ、酒に淫レル、濡レタ男女のワンループ。昭和妄想を働かせるほどに芸が細かい。
(CAN WE)SWING IT!IN THE MOOD/DeDe
[1996.6 エピックソニー ESCA-6476] CD(アナログはプロモのみ)
「骨董通りを歩いていたら、岩井小百合とすれ違う。ひょっとしたら本人かぁ?って、足早な彼女を夢中で追いかけていったらミックスに。丁度、流れていたのがこんな曲でDJはクボタタケシだった。でも、岩井小百合はいなかった」って感じのドリーミーなアメ車リミックス。リズムのパターンも慎ましく攻撃的。
ヤード/TOKYO No.1 SOUL SET
[1996.6 江戸屋レコード EDCR-12003] CD/(7インチアナログはプロモのみ)
"SALSA TAX" のイントロマンを酔っぱらってやってしまったらしいが、それだけには収まらなかった模様。泣き踊りトラック上での、(クボタ)→渡辺俊美→(クボタ)→ビッケのコンビネーションは恐ろしくハマっている。ドン・バロンというよりはウルフマン・クボタ。ひょっとして主役? って思わせるほどのDJっぷり。
SONS OF NICE YOUNG(クボタタケシ+かわなべひろし)
[1996.9 SONY SRCL-3516] CD
<クボタタケシ+かわなべひろし>、それがS.O.N.Y.。"すみれ September Love" のカバーが当時の話題をさらっていた。さらには、ヤーヤー度合いがヤードバーズを超えている "SONG FOR YEAH YEAH" 。ベースラインも含めて、暗黒舞踏の舞台にも使われそうなくらい圧倒的な存在感を示している。
1997
ECDのREMIXES Vol.1
[1997.5 CUTTING EDGE CTCR-14074] CD+アナログ
「遅いぞ追いついて来い!」な雰囲気を適格に表現している、と簡単に締めたいところだが「速すぎて着いていけねぇよ!」って思ってしまうほどに過度。再評価の気運著しいノー・ウェイヴ的な感覚というよりは、再評価すらしてもらえない60'sガレージ的な感覚。適度ないい加減さが、曲の短さにも表れている。
Bitces In Babylon/Ellie
[1997.6 CRUE-L KYTHMAK026RX] CD+アナログ+プロモ
みんな驚いた。でも、みんな従ったのは、恐ろしいまでの中毒性の高いトラックのせいだろう。笹沼位 吉による<ノー・ジョーク>なベースラインもその一旦を担っている。プロモオンリーのその名も "Flying Killaahh Remix" ダブ・ヴァージョンでは、クボタ自身が叩くパーカッションと共に狂いそうになり、エンディングで失神してしまう。
TIME/クボタタケシ・渡辺俊美
[1997.8 SKYLARKIN SKYDISCO-00297S] CD+アナログ
"TIME" "CLAP & SNAP" "UPLIFTING" "TIME AFTER TIME" と、このミニアルバムを通して一大叙情詩を試みているクボタタケシ。表題の "TIME" よりも遥かに長いリプライズ的な "TIME AFTER TIME" には良い意味で呆れる。また、シャーウッドにケンカを売ってるかのような "CLAP & SNAP" はフルボリュームで聴いてもらいたい。
SUGAR HILL OLD SCHOOL RENEWAL/VA
[1997.10 P-VINE PCD-5247] CD+アナログ
Grandmaster Flash&The Furious5 "THE MESSAGE" の奇跡的なリミックス。完璧な素材を、オリジナル以上に歌詞の世界観を表現してみせたクボタの手腕を無条件で誉めるべき。できれば、このトラックでメリー・メル出ずっぱりな新たなプロモーション・ビデオを誰かに撮ってもらいたいくらい。ホント、これ嫌いな奴は信用できない。
Calling me Remix/EGO-WRAPPIN'
[1997.11 METRO CREW RECORDS] CD+アナログ
今をときめくエゴ・ラッピン。"Calling me" をクボタがリミックス。懐の深い感じのイントロから淡々と様子をうかがっていくが、3分も過ぎたあたりから段々と上げていく。そして、「ハレクリシュナでロック歌劇か!?」って思わせておき、一気にエンディングへ。不意を突かれた後の展開には感動さえしてしまう。 。
1998
Classics/DJ KUBOTA,TAKESHI
[1998.10 0152music service MFD9.98 NO.0001] MIXTAPE完売
これほどまでに待ち望んでいたミックステープもそうそうない。『Classics』というタイトル、<Digging,Cutting & Mixing By>の表明、一発録り、針トビ有り、それだけでも気概が伝わってくるというもの。その評判から又貸しに次ぐ又貸しで、購入したは良いが行方不明になっている人も多いのでは?
1999
CLASSICS-2/DJ KUBOTA,TAKESHI
[1999.5 0152records] MIXTAPE完売
『Classics』第2弾、ここまでのミックステープはO152レコーズよりリリース。音楽は車でも室内でも、良い環境の中で聴きたいものだが、『Classics』シリーズに限ってはモノラルのカーステや、テープレコーダーといった劣悪な環境でも充分に満足感を得られる。不思議な気もするが、クボタのテープってことで納得してしまう。
TEMPLE OF DUB :V.A
[1999.12 スピードスターインターナショナル VICL-60519] CD+アナログ
<東京発、若き音響の修行僧達>による最高なコンピ。クボタは "W59Dub" を提供。ブレイクビーツの展開に気を取られそうになるが、実際に主役を演じているのは、チュニジアなベースラインのバリエーションということに気付くはず。<ウェスト59センチ>という脱力タイトルもルーディーに決めている。
2000
ANDREA/ヒロミックラダー
[2000.1 パイオニアLDC PICZ-0003] CD+アナログ
<J-WAVE風なオリジナルの楽曲>を<アシッドなダンストラック>に一発変換することに見事成功。ミニマルなトラックに仕上がっているが、四つ打ちたい衝動に駆られながらも、さらりとスリック・リックを封入したりするところが小憎たらしい。でも、こんなところが、嫉妬と羨望の眼差しを受ける所以なのか?とも思う。
某GAMESOFTの音源をREMIX(未発売)
久しぶりなS.O.N.Y.の音。某GAMESOFTの音源をリミックスしたが、諸事情によりお蔵入りに。小ネタの入れ方がタイミング良く、キース・ムーンが5人いるような展開も素晴らしい。是非聴いてもらいたいが、現場に足しげく通 うか、カワナベヒロシのミックステープ『RISE 1』を買うかのどちらかしか、今のところ機会はない。
ハレルヤバーニンラブ/郷ひろみ
[2000.4 SONY SRJL 1044] CD+アナログ
本当にこの年はよく働いたクボタタケシ。S.O.N.Y.の手によって郷ひろみのヒット曲をリミックス。某GAMESOFTの音源と同時期に制作されたが、ベースラインも含めて2003年の雰囲気にピッタリなトラックとなっている。途中に聴こえる「ゴーッ!ゴーッ!ゴーッ!」の入れ方も、エグさ加減が嬉しくなる。
CLASSICS-3/DJ KUBOTA,TAKESHI
[2000.4 SKYLARKIN SKYDISCO-01000] MIXTAPE完売
10年前、下北沢スリッツでやっていたパーティー『KUNG-FUSION』のフライヤーには、HIP HOPからLATIN、AORとあらゆるジャンルを並べたて<ALL MIX UP BE THERE>と締めていた。もはや、そんな言葉は不要。今ではいくら語句を尽くしたところで<DJ KUBOTA,TAKESHI>ほど雄弁に内容を語れるキャッチはない。
8SONGS in japan/SMALL CIRCLE OF FRIENDS
[2000.5 キティ KTCR-1675] CD+アナログ Buy CD at amazon >>
『Classics 2』やDJプレイに馴染みがある人には、狂喜乱舞なトラック。そういった意味ではクボタ・フレンドリーな曲でもあるし、初心者にも安心。でも、こんなことも普通 にやってしまうのが、クボタの偉いところ。良い曲を作るに際してなんの臆面 もなく、素直にやり切る。当たり前の事を、当たり前にやる、ただそれだけ。
太陽の罠/ヒロミックラダー
[2000.6 パイオニアLDC PICZ-0008] CD+アナログ
このリミックスをリリース当時にどこかのクラブで聴いた時、「クボタっぽいな」と思いブースに確かめに行ったところ、案の定クボタ印の曲だった。<オリジナリティ>が突出してるのが彼の一番の魅力だし、<オリジナリティ>って言葉に手垢がつかないのもクボタの魅力。その魅力はこの曲に限らないのも周知の事実。
1.2.3.4 RED BIRD / マリマリ リズムキラー マシンガン
[2000.9 ポリドール UPCH5006] CD
トータル5分23秒のマジックが炸裂したマリマリのリミックス。ヴィンテージ感に溢れたブレイクビーツからの展開は、キラキラした60'sライクなガールズポップを想起させるに充分。ただし、そんなところで終わらないのがクボタ・スペクター。大胆な音の抜き差しはもちろん、クラクラしてしまうアウトロまで聴き逃すべからず。
Soul Source - JACKSON 5 REMIXES
[2000.12 ポリドール UPCH1034] CD+アナログ
みんなが驚いたECDやエリのリミックスから3年半、その間にミックステープを3本リリース、この期間に音楽の聴き方が変わったクボタファンも多いのでは? そんな第2次黄金期の締めくくりは、ジャクソン・5の超名曲 "ABC" のリミックス。その結果、<クボタ・ステッパー>の完成型を幸せにも聴くことができたのである。
2001
CLASSICS-4/DJ KUBOTA,TAKESHI
[2001.2 SKYLARKIN SKYDISCO-01200] MIXTAPE
前3作が大勢集めた花見なんかで流すのに最適な内容だとすれば、4作目はホームパーティー午前3時、酔いと音で揺れながら残った仲間と本音で語る雰囲気。4本と決して多くないにも関わらず、クボタのテープが大騒ぎになったのは何故か?持っている人にはその理由が解るはず。未聴な人は入手可能なこのテープから聴いてからでも遅くはない。まずはそこから。
CLASSICS-4.01/DJ KUBOTA,TAKESHI
[2001.2 NEIGHBORHOOD 非売品 MIX CD]
ネイバーフッドの展示会ノベルティとして制作されたミックスCD。タイトルの『4.01』には『Classics 4』のオルタネート・ヴァージョンという想いが込められている。ファンにとってみれば<ベストヒット・クラシックス+α>な内容に感激するだろうが、プレス枚数他の関係で入手は困難。持っている友人を探すしかない。
GET ON DA TRACK / シャカゾンビ GET ON DA TRACK / シャカゾンビ
[2001.6 CUTTING EDGE CTCR14176] CD
FIRST TOUR (Kubota,Takeshi REMIX) 95年の "シャカタック" から『さんぴんキャンプ』などを経て4年、99年にはキミドリの "白いヤミの中" をカバーしたシャカゾンビ。リミックスというよりは、トラックの方が先に存ったんじゃねぇか?ってくらいに、シャカの2人とニップスの疾走感を煽っている。インスト欲しがる気持ちも解るが、コレに関してはMCありき。
2002
SEASON OFF / ECD
[2002.1 CUTTING EDGE CTCR-14202]CD
<ECD凄い!ツッチーも凄い!イリシット・ツボイももちろん凄い!>なECDの2002年作のアルバム収録中 "山と川" をプロデュース。クラップ音とハイハット、A列車な口笛のサンプリングが錯綜するなか、バスドラと笹沼位 吉によるベースの重低音ダンプ部隊が淡々と突き進む模様はお見事。ECD-ツボイ-クボタのラインは最強。
バンちゃんとロック / バンヒロシ
[2002.4 524records RMELP-006] 10インチアナログ
1984年にリリースされたバンヒロシの『バンちゃんとロック』の復刻盤に、クボタリミックスの "いかすぜこいつ" を収録。スウィング・ハウスの方に寄り切られそうになったところを、ギリギリで踏み止まったクボタタケシ。ソカとダンスホールの合わせ技で、レディメイド春場所初日を白星で飾っている。
2003
MASTER / ECD
[2003.2 CUTTING EDGE CTCR-14235] CD
俺達に明日は無い RAP VERSION Pt2 (クボタタケシ UNRELEASED REMIX) 『ECDのREMIXES Vol.1』で凄いリミックスを聴かせてくれたクボタが、再び“俺達に明日は無い”をリミックス。97年のリミックスがECD主演映画のオープニングを飾る曲だとしたら、ラテンジャズな雰囲気たっぷりのこの曲はまさしくエンディングテーマ。ホーンと共に大団円を迎えるラストでは、メッセージを残し南へと翔ていくECDがイメージできる。
READYMADE MAGAZINE / V.A.
[2003.5 READYMADE RMBK-001] CD_magazine
WRECORD OF HUMOUR pt.1
[hirmj-5002]アナログ
レディメイドが企画した新『LESSON』シリーズに、クボタはイリシット・ツボイとの最強タッグで "ALL COMBINE" を提供。5台のターンテーブルとオリジナル(ここ重要!)のヴィンテージ・ビニールによるライブ・トラックは現場直結型レッスン物となっている。途中のジャグりと "St.THOMAS"の効果的な使い方が印象に残る。
Lo-fi nu jazz #6 / RUBIN STEINER
[2003.6 VROOM SOUND VRCD-3335] CD+アナログ
<アコースティック・スウィング・サウンド、ボレロ・フレイバー>が公式見解。さらに<南向き、艶有りREMIX>とも。オリジナルトラックが、聴き覚えのあるクボタテイストなのに対して、『Classics 4』以降の新境地を聴かせるのが、このストレートなトラック。クボタによる<クボタ>への返答リミックス。
NEO CLASSICS / DJ KUBOTA,TAKESHI
[2003.10 CUTTING EDGE CTCR-14277] FIRST MIX CD 2003.10.22 release
01. DR. JOHN / DOROTHY > (M. Rebennack) under license from CLEAN CUTS, INC. 1982
02. DR. RING DING & THE SENIOR ALLSTARS / I'M IN THE MOOD FOR LOVE > (Mchugh / Fields) under license from GROVER 1998
03. STUBBORN ALL STARS / FRIEND > (J. Baker) under license from STUBBORN RECORDS 1994
04. KING TUBBY'S / A QUIET PLACE DUB > (Holt) under license from Sanctuary Records Ltd. 1975 > 05. MALAVOI / la filo > (Paulo Rosine) under license from GD PRODUCTIONS 1982
06. ECD / S.S.S. VS CENTRAL SESSION (INST) > (TSUZAKI HIROAKI / Y.Ishida) AVEX INC. 2002
07. MONGO SANTAMARIA / HAPPY NOW > (Santamaria) under license from VICTOR ENTERTAINMENT, INC.
08. TSUCHIYA HIROMI / SOMEDAY > under license from LOCARNO RECORDS 2003
09. YOUR SONG IS GOOD / SUPER SOUL MEETIN' > (YSIG / Jun Saito) under license from KAKUBARHYTHM 2003
10. WACK WACK RHYTHM BAND / SATURDAY NIGHT FLYING BOOSTER > (T. Kunimi) under license from FILE RECORDS 2003
11. TRINIDAD OIL COMPANY / JANUARY, FEBRUARY > under license from CRYSTAL
12. DR. YANN'S BEAT CLASSICS for SEIKO ITO'S MESS/AGE / MESSAGE > under license from FILE RECORDS 1989
13. PIERRE MAIZEROI / LEVE LEVE > under license from TOVLOVLOV
14. DJ CITI / ROYKSOUPPER > under license from CT-238744
15. YUSH 2K featuring SELVIE WONDER / OUTLAW ROBOT > (S.Stevens/S.Marshall/A. Nutall) under license from WESTBURY > MUSIC 2003
16. THE BUTCH CASSIDY SOUND SYSTEM / BROTHERS & SISTERS > (M. Hunter) under license from REDHOOK RECORDINGS Ltd. 2000
17. PAVAN meets SLUMMER IN DUB featuring TENDER G / STEPPERS DELIGHT > (spider & fly revisited) > (Giese) under license from FLORA & FAUNA 2002
18. MANASSEH featuring NATTY P / SKENGA 12" MIX > (C. Powell / N. Raphael / J. Amstrong) under license from > HAMMERBASS 2002
19. MATEO & MATOS AND WOZNIAK present 3 TIMES SOUL / DOWN FUNK > (John Mateo / Eddie Matos / Scott Wozniak) under license from > NERVOUS INC. (NEW YORK) 1997
2004
Variations EP/ WACK WACK RHYTHM BAND
[2004.5 FILE Records FRAD-124] 7"vinyl
A1.Wack Wack Rhythm Island feat. Rhymester-クボタタケシ Remix-
B1.Wack Wack Rhythm Island feat. Rhymester
WORKS(キミドリ ワークス)
1991
KIMIDORIデモテープ
[1991.秋 自主制作]
"八方美人" と "カウンターカルチャー" の2曲、というかその雛形を収録。RZAよりも全然先のトラックにビックリするが、何よりも直球なライムが10年以上経った今でも通 用している。そして、「キミドリヨリドリミドリキミドリィ、アーイェー」のMC、イシグロによるジャケット、確かに反応せざるを得ない。
KIMIDORIデモテープ
[1991.夏? 自主制作] slits~skylarkin_山下所有
"無知ニ根ヅイタ偏見ダラケ" からして怒りの沸騰点に達しているキミドリ。初期衝動と完成度が共存したこの曲は痛いくらいに熱いハードコア。"カウンターカルチャー" の<第二章>も収録、「目に見える形だけがアクションじゃない」ってことは強力に主張したい。例のフロウ以前のイシグロを聴けることも貴重。 ※デザイン:安部周平(exイルドーザー)、写真:羽鳥美保(チボマット)
1992
CHECK YOUR MIKE/VA
[1992.11 MAJOR FORCE/FILE RECORDS] CD初音源(アナログはプロモのみ)
"つるみの塔" を収録。すでにミリタントなクボタ・ビート、何にも足さないロウな音、ライブではモッシュ&ダイブが当たり前の初期キミドリ代表曲。これが市場に出回った最初の音源ってことを考えてみても、やっぱり凄い。この頃から使われるようになった表現で言い換えれば、<ヤバイ>。
RHYTHM CD/VA
[1992.12 RHYTHM/日本コロムビア COCA-10519] CD
ヤバイといえば、DJ ドク・ホリデーのレーベルからリリースされたコンピに収録 "八方美人" の<第二章>。1992年作という事実に驚く。前作 "つるみの塔" 同様メッセージも含めて独自性が高い。これに反応しないのは楽観しすぎか、単純に鈍感か、どちらにしても悪循環にならないように気を付けたいところ。
LESS THAN TV/VA
[1992.12 LESS THAN TV CH-1] CD
"カウンターカルチャー" の<第三章>を収録。ベースを一切使わずに、ヒップホップ・レゲエをここまで突き進むことが出来たのは、しっかりとしたボトムと引きスクラッチに代表される小技使いの絶妙さに拠るところ。同レベルで思いつくのは、B.D.P.の "Part Time Suckers" くらい。見つけたら迷わず買うこと。
1993
TOKYO EXPLOSION Vol.1/VA
[1993.6 日本クラウン CRCS28004] CD
藤原ヒロシやダブ・マスター・X、DJ HEYTAなどトップDJが参加したコンピに、キミドリはKIMIDORRYとしてラップで参加。YOUNGER.INC.の "DISC-O-RAMA" という曲にフィーチャリングされている型だが、<お婆ちゃんに金出してもらって100枚だけ思い出プレスしたオールドスクール初期のグループ>みたいな胡散臭さを放っている。
玄人はだし/VA
[1993.9 BMGビクター BVCR-1414] CD(アナログはプロモのみ)
マイクロフォン・ペイジャーなども参加したオムニバスだが、演奏はすべてアクロバットバンチ(エル・マロのアイゴンやLOW IQ ICHIなどが在籍していたバンド)によるもの。キミドリは "タンタンタラララ" と "白いヤミ" を収録。酸欠になりそうな "白いヤミ" を聴くだけでも、 この頃の雰囲気が見事に詰まっているのが分かる。
キミドリ/キミドリ
[1993.10 FILE RECORDS 23FR010] CD(アナログはプロモのみ) Buy at amazon >>
どっから聴いても、どっから切っても、すべてが傑作なキミドリによる『キミドリ』。ECDやBASE POSSEなど多数参加の "大きなお世話(SAY WHAT)"に、"サソリに刺されたキミドリ" "無視されてるキミドリ" "カネデカワレタカゴノトリ" "つるみの塔" って曲タイトルだけでもアルバム全体を被う猛烈な勢いは伝わるはず。
1994
スチャダラ外伝/スチャダラパー
[1994.10 キューンソニー KSC2-72] CD(+10インチアナログ) Buy at amazon >>
オールドスクール定番曲をスカパラが見事にアレンジ。旅をテーマにS.D.P.はもちろん、トンペイズやソウルセットといったLBネイションが次々にネタを繰り出していくのだが、クボタがここで選んだネタは<現実逃避>。それにしてもカートゥーンズ!咽び泣くこと請け合いなオールドスクール・マナー!!
1995
LIVE AT SLITS/ECD
[1995.7 CUTTING EDGE CTCR-14032] CD
ECD→イシグロ→クボタ→北&澤→マイクアキラ→オオスミ→ヒデボウイ→ユー・ザ・ロック→HAC→ツイギー、ガヤで盛り上げECDが再びマイクの "F--K TOMORROW" ライブ・バージョン。ここでのクボタは、例の「タラッタッタ~」をかますのだが、"THE BRIDGE IS OVER" のメロを持ってくるところが憎い。憎すぎる。
1996
OH,WHAT A NIGHT!/キミドリ
[1996.1 CUTTING EDGE CTCR-14032] CD+アナログ
最強のパ-ティー賛歌 "オ・ワ・ラ・ナ・イ" 、定番ネタをアイデア次第でいかようにも調理できることを示した小玉 和文プロデュース ー参加の経緯もタ・マ・ラ・ナ・イー による "なんてキミドリだ今日" 、ポール・Cをも超えた鳴りを響かせる "シティ・ウォーキング・ララバイ" に、詩が最高な "よよよよ" 、全4曲、完璧。
BOOKS
東京の仕事場 WORKSPACE IN TOKYO
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あの人は仕事場も面白い。(帯文より)写真家・平野太呂による写真集+エッセイ。 東京を拠点に活動するアーティストやクリエイターの仕事場をたずねて、インテリアや空間から感じる「その人」を写真におさめた。 小暮徹(写真家)、平林奈緒美(アートディレクター)、細野晴臣(音楽家)、 野村友里(フードディレクター)、クボタタケシ(DJ)、西山徹(ディレクター)など、 さまざまなフィールドで活躍する人びとの魅力的な仕事場が登場。 美術家・横尾忠則の仕事場もある。月刊誌Casa BRUTUSがはじめた〈カーサ ブックス〉の第3弾として出版。
LIFE AT SLITS
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下北沢に存在したクラブZOO~SLITSの軌跡をクボタタケシほか130名を越す関係者の証言で綴るオーラル・バイオグラフィ。
■証言者一覧
青野利光、青柳拓二、アッキー、アニ、阿部周平、飯島直樹、イグニッションマン、
石黒景太、ECD、イノマタ、今里、植地毅、宇川直宏、宇多丸、A.K.I.、荏開津広、
M.C.BOO、エツコ、エリ、DJ エンマ、岡田崇、小野島大、太田浩、小山田圭吾、
梶本聡、梶野彰一、片寄明人、カヒミ・カリィ、カジヒデキ、かせきさいだあ≡、
川崎大助、川辺ヒロシ、神田朋樹、北山雅和、Q'HEY、キング3LDK、クボタタケシ、
DJクラッキ、栗林慧、KZA、K-5、KEN=GO→、小池アミイゴ、小出亜佐子、
光嶋崇、木暮晋也、小林弘幸、小林マサ、コモエスタ八重樫、ゴンザレス鈴木、
斉藤圭市、酒井雅之、坂口修一郎、笹島桂、笹沼位吉、篠田智仁、ジミー益子、
DJシモヤマ、シャシャミン、ジュードー、ジューシー、白根賢一、シンコ、
シンゴスター、スケートシング、薄田育宏、曽根、スズキスムース、高井康生、
高桑圭、瀧見憲司、タケイ・グッドマン、ダックロック、ダディ・O・ノブ、タナカタカシ、
ダビすけ、チャーリー森田、DJテシマ、DJ TKD、ツイギー、土屋恵介、ツッチー、
ドクター西村、トミジュン、ドラゴン、仲真史、ナイチョロ亀井、ナガタヤスシ、
ナマロイ、ニップス、ハスキー中川、畠山美由紀、浜田光風、パラダイス山元、
日暮愛葉、ビッケ、平野栄二、ヒラノ・ブラウン、平見文生、藤井悟、古川フミオ、
ボーズ、ホテイ、堀口麻由美、マイティ・マサ、マーチン、松岡徹、松田岳二、
三谷昌平、宮川弾、マット-NY、ミヤギ、ミヨリーノ、ムードマン、ムロ、DJ YASS、
山岸ケン、山下直樹、山下洋、山本ムーグ、ユウ・ザ・ロック★、ラス・ダシャー、
リクル・マイ、ロッキン・ジェリービーン、ロッキン・エノッキー、ロニー・ヨシコ、
ロボ宙、渡辺俊美